2019/5/27
「まぁるい抱っこ講座・前向き&たて向き抱っこクラス」
出雲市「平田文化館」
最初は「前向き」の抱っこからスタートです。
なじみのない抱き方かもしれませんが、安定感があり、
M字開脚、まぁるい姿勢を理解しやすい上、
赤ちゃんたちも喜ぶ子が多い抱っこです。
丁寧に、手の動かし方、角度などを指導していきます。
なお先生らしい1枚です。
講座では、お子さん連れでない方には、カバン等で練習してもらうこともあるのですが、
まぁるい抱っこをすると、不思議なことに、カバンでさえ愛おしく感じられてしまうのです。
この写真も、人形を抱っこしているとは思えないほど、愛があふれていますよね!
抱っこは、テクニックやスキルではなく「まず、マインド」ということが伝わってきます。
ここでスリングが登場です。
今回はスリング講座ではないので、スリングの使い方指導はありません。
つい「持ち上げる」「重いものを支える」という身体の使い方になってしまいがちなので、
一旦、スリング抱っこをして、「寄りかかっているかんじ」「受けとめている感覚」
「自分にゆだねられた感覚」をしっかり味わい、体感します。
自分の姿勢も大切。
つい、子どもをのぞき込んだり、覆いかぶさるような姿勢になってしまいますよね。
子どもの姿勢も、自分の姿勢も、しっかり感じながら、スリングの上から子どもを抱きます。
そして、その状態のまま、スリングをゆるめて、外します。
外した瞬間、ずしッと、腕に重さが来る・・・・!?
と思いきや、なんと、スリングを外す前と全然変わらないのです。
腕で持ち上げたり、腕で支える抱っことは違う、身に預ける感覚です。
動画で見ても、全然、ずしッと来ていませんよね?
このワークは前回の8月にはなかったものです。
なお先生の講座は常に進化しているんだなあ・・・・と実感しました。
次は、たて抱きです。
ずっとスタッフと遊んでいたお姉ちゃんも出番が。
最初は、嫌がって、来てくれませんでした。
なぜ来ないのか? そういう時、どうするか?
先生がお姉ちゃんの気持ちを通訳。ママの行動についても助言がありました。
スリングを外しても、ずしッと来ない!
しばらく甘えて、エネルギー満タン! 遊び再開です。
ここでも、スリングは「腕で持ち上げない」「身を預ける感覚」などを体感するために活用されます。
スリングを外しても、全然変わらない!
講座でよくみられる光景。
自分の身体で「感じて」いるところですね。
しっかり感じておかないと、再現できないですから。
練習に付き合ってくれた、子どもたちもお疲れさま!