「抱っこがつらい…」にサヨナラしよう!

出雲・松江「まぁるい抱っこ☆てごの会」

訪問介護のお仕事・服薬確認


まぁるい抱っこ(関西にて放送)

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普段は、ホームヘルパー
休みの日は抱っこの活動をしています。
5月は「まぁるい抱っこ」の辻直美先生 ↑ ↑ ↑ をお招きしてます♡


ホームヘルパーのお仕事をシリーズでご紹介します。

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高齢になると、たくさん薬を飲んでいる方も多いです。


それを、飲み忘れたり、
飲んだか飲んでないか、わからなくなっちゃったりする。


飲み忘れもいけませんが、
もっと怖いのは
「飲んでないかも?」と思って、重複して飲んでしまうことです。

 

薬カレンダーにセットするなど、
工夫の余地はあるのですが、
セットしてあっても、
カレンダーから取り出して飲むかは、本人しだいだし、
適当な場所から取る、
そもそも曜日や日にちがアヤフヤ、
など、カレンダーの意味がない場合もあります。

 

なので、ヘルパーが訪問して、
ちゃんと飲んだか確認します。

 

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確認の方法は色々。

 

カレンダーあるいは保管場所からヘルパーが取ってきて、
本人に手渡しし、ゴックンするのを目視する、
が基本と思いますが、
「飲まれました?」「飲んだよ」のやりとり程度でいいですよ
というお宅もあるし、
カレンダーを見て「確かになくなってるな、よし」
と確認する場合や、
空袋を見て、袋の日付を確認する場合もあります。

 

自宅に薬を置いとくこと自体が危険な場合は、
ヘルパーが薬を預かって、
毎日訪問しては手渡しすることもあります。

 

そのへんは、
ご本人というよりは、家族さんとの相談で決まります。
(薬の飲み方がいい加減でも、本人は気にしてないことが多いです)

 

また、服薬確認は、
利用者さんにとって、比較的プライドが傷つかない分野のようで、
介護保険利用の導入としても良いと思います。

 

訪問介護は、本人の希望と言うより、
ご家族が心配して、サービス利用がスタートすることが、多々あります。


しかし、利用者さん本人にとって、
これまで自分でやっていた掃除や調理を
「できてない」「お母さんにはもう無理だからやってもらえ」
と言われるのは、抵抗があることでしょう。


その点、
「うっかり、薬を飲み忘れることがある」
というのは、本人もわりと素直に認めやすい。

 

なので、
「家族としては掃除もしてもらいたいけど、
本人は自分ですると言っているので、
まず服薬確認でヘルパーに入ってもらい、
仲良くなって、慣れてから、おいおいサービス追加を…」
みたいなかんじで訪問が始まることがあります。

 

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なお、薬は薬局に頼むと、「一包化」してもらえます。


多種類の錠剤を、シート状で何種類も持っていると、
(さらに朝昼晩で種類が違うとか)
それこそ訳がわからなくなるので、
バラして、1回飲む分ごとに、小袋に封入してもらうのです。

※薬代とは別に、一包化加算料金がかかります


薬局によっては、日付も入れてくれます。


日付入れがしてもらえない場合も、
自分で、マジック等で袋に書いておくと、
「あっ、昨日のが残ってる」等、明白なので、良いです。

 

複数の医療機関から薬が出ていても、
合わせて一包化してもらうことができますよ。

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普段は訪問介護のヘルパーさん。
休みの日を利用して、抱っこの活動をしています。

2019年5月は
一般社団法人育母塾・まぁるい抱っこ
辻直美先生をお招きしています。

申し込み受付中~!

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