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普段は、ホームヘルパー。
休みの日は抱っこの活動をしています。
5月は「まぁるい抱っこ」の辻直美先生 ↑ ↑ ↑ をお招きしてます♡
ホームヘルパーのお仕事をシリーズでご紹介します。
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浴槽をまたぐのが難しい、
床が滑るので心配、などの理由で、
1人の入浴が困難になると、
デイサービスで入浴することにして、
自宅での入浴はやめる方も多いです。
デイサービスには行きたくない!とか、
デイサービスには行くけどお風呂は家で入るから!
という意志が固い場合や、
デイサービスとデイサービスの間に自宅でも入浴を、
という希望があれば、
ヘルパー介助による入浴を考えることになります。
これは「訪問入浴」と呼ばれるものとは違います。
「訪問入浴」っていうのは、
移動式の特殊な浴槽を持ち込んで、
看護師さん等が入浴させてくれるやつで、
訪問介護の入浴介助というのは、
その家にある普通の浴室での入浴を、お手伝いします。
入浴を手伝うといっても、
全身をヘルパーが丸々洗う場合もあれば、
ほとんど手出しはしないで、見守りだけのこともあります。
脱衣、着衣にどの程度手を貸すかも、その人によります。
身体の状態や、本人の意思にもよりますが、
自分でできることまでヘルパーがやってしまうのは、
機能低下につながるのでNGです。
介護の資格を取るとき、
講師に言われたことで一番印象的だったのが
「介護の仕事は、一見、何もしていないように、見えることがあります」
という言葉なのですが、
その言葉を思い出すことが多いのが、入浴介助のお仕事です。
設備の整った施設とは違って、
安全の確保に苦労することもあり、
その家、その家で試行錯誤しながら、
手順などを確定していきます。
福祉用具の利用も、ケアプランに入っていることが多いです。
(浴槽の縁に手すりをつけたり、肘掛けのついたシャワーチェアなど。
これは福祉用具屋さんの担当です)
事前に血圧などを測って体調を確認したり、
浴室を暖める、
浴室まで歩いて行くための動線を整備する、
などの準備もします。
入浴後は、浴室の掃除をして終了です。
浴室の掃除は、「入浴介助サービス」の中に含まれています。
最初の頃、入浴介助に入って「入浴」とは別に
「掃除」のとこにチェック入れて提出して、叱られました笑
「家族が帰宅したら入浴するので、お湯は残しておいて」
等の要望がない限り
、お湯も抜いて、浴槽や床の清掃をし、
次回すぐに使えるようにしておきます。
たまに、ご家族が使ったあと洗ってないままのことがあり、
お湯張りの前に確認しないと、
少しお湯が溜まってから
「わぁお!中が湯垢だらけじゃん∑(゚Д゚)」
ってなることもあるので要注意!笑
また、ヘルパーが居室の掃除をしたり、
調理をしてる間に、
1人で入浴してもらうというパターンもあります。
「何か」が起きても、
少なくとも早期発見できるということと、
声かけしないと、何日も全然入浴しない方がおられるので…。
これは、ヘルパーとしては
生活援助としての介護報酬の中でのおまけサービス
みたいなかんじになりますが、
ケアマネさんを通して頼んでおけば、
声かけくらいは対応してもらえると思います。
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普段は訪問介護のヘルパーさん。
休みの日を利用して、抱っこの活動をしています。
2019年5月は
一般社団法人育母塾・まぁるい抱っこ
辻直美先生をお招きしています。
申し込み受付中~!