普段は、ホームヘルパー。
休みの日は抱っこの活動をしています。
ホームヘルパーのお仕事をシリーズでご紹介します。
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「介護」と聞いて、誰もが真っ先に思い浮かべるであろう、「オムツ交換」。
意外にも、ホームヘルパーの仕事としては、あまり多くないのですね。
特に独居の場合、トイレでの排泄が難しくなった時点で、施設入所を考え始めるからかもしれません。
オムツ交換は、独居の方よりも、家族さんと同居されている寝たきりの方が多いです。
ヘルパーが朝、夕の2回訪問してオムツ交換や陰部洗浄などを行い、
その他の時間は、家族さんがパットのみ交換し、オムツの本体はそのまま使う。
というかんじで、家族さんの介護負担を軽減します。
あるいは、普段は家族さん対応だけど、ヘルパーによる一連のケアの流れの中に排泄介助も含まれている等です。
排泄介助は、使い捨てのプラスチック手袋や、ラテックス手袋をつけて行います。
手袋をしているだけで、陰部も汚物も平気で触れるので、
手袋の力ってすごいなーっていつも思ってます♪
オムツ交換の際に、「あっ、今出そうだー」って時には
(肛門が緩んでたりとか…)
頑張ってもらって、出終わったやつを始末してから
陰部洗浄して、オムツ交換します。
けっこう目の前で、
モクモクモクモク出てくるのを注視することもありますが、
慣れると、もはや嫌悪感はなく、「わー出た出たー」と喜びます^_^
頑張っても出てこないとき、
取ってくれ出してくれと頼まれることもありますが、
摘便は、医療行為なので、ヘルパーはすることができません。
初めて大人用のオムツを見たときは、
それまで赤ちゃん用しか見たことがなかったので、「でかっ!」と思ったものですが、
今では、子ども用のオムツを見ると「うわあ・・・・小っちゃ・・・」とビックリしてしまいます笑
新しいオムツを当てるときは、
赤ちゃんのオムツ交換みたいにお尻を持ち上げてオムツを差し込むことは、できないので、
利用者さんに、あっち向いてもらい、こっち向いてもらい、しながら
お尻の下にオムツを差し込んだり広げたりします。
腰を浮かせることができる方には、それもお願いします。
寝たきりの方にとっては、運動の機会にもなります。
尿意の自覚がない方などは、横向いた瞬間にシャーと出たりするので、注意が必要です。
排泄介助=オムツ交換ではなく、
必要に応じて、トイレでの介助などもあります。
便座への移乗や立ち上がりの介助、ズボンの着脱介助など。
男トイレまで歩いて行かれ、立ったままやり始めたものの、
ご本人、手放し状態だったりして、
とっさに「ホース」を持って放尿方向を制御するなんてことも…笑笑
このようなアクシデントにより漏れてしまった衣類、シーツ等の交換や、床、トイレの簡単な清掃なども、排泄介助の一連の行為として含まれています。
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普段は訪問介護のヘルパーさん。
休みの日を利用して、抱っこの活動をしています。
6月は、まぁるい抱っこの交流会です!
仕事柄、気になるオムツの当て方。図解してみました。