タイトルには「当て方」って書いたけど、
「当てる」とか「かぶせる」と思っていると
つけ方が甘くなり、結果、漏れる気がします。
ポイントは「包む」です!
下記のような、箱を包装紙でラッピングする場合をイメージしてもらうと
赤い矢印の、水平面だけ意識していては、キレイに包めないですよね。
まずは、青い矢印の、垂直面をビシッと沿わせてから
方向を変えて、赤い矢印の方向に包めば、うまくラッピングできます。
青矢印方向がフワッとしたままで
赤矢印方向にだけ引っ張っても、方向が違うので、
沿わせきれず、イマイチな仕上がりのラッピングになります。
次に、
お尻、お股の形状は、平面の箱ではないし、
オムツも平面の紙ではないので、
上の図のように真ん中を持って引き上げるのではなく・・・・
このように、真ん中ではなく、オムツの端っこを
左右それぞれ、足周りに合わせていきます。
これは上から見た図なんですが、
(わかりにくいか・・・・?)
箱の図の、垂直方向を沿わせる段階で
左右の足周りをいっぺんに引き上げようとすると、
たいてい、サイドギャザーが
まず太ももにフワッと当たってしまいます。(黄色い星印)
ムチムチしてますからね(笑)
そこで「お股部分に当てた」つもりになってしまい、
方向転換して
お腹方向の引き上げをしてしまう方が多いです。
上の平面図で言うと、緑の矢印部分を「足周り」と錯覚して
沿わせてしまいます。
すると、赤ちゃんが脚を動かしたり、
抱っこなどで姿勢が変わると、
太ももより細い、ソケイ部分:本来の「足周り」に
ズレて移動してしまい、
足周りが隙間だらけの状態となってしまうのです。
ポイントは、右と左を片方ずつ、
ギャザーをソケイ部に沿わせていくことです。
まっすぐ引き上げてかぶせるのではなくて、
片方ずつ
S字のラインを描くように
青矢印方向→(方向転換)→赤矢印方向
と、片側を沿わせ、
反対側も、同様に沿わせ、
真ん中の位置合わせして、テープを留めます。
そうすれば、ソケイ部の方が太ももより細いので
足周りが太ももにズレることはないです。
あ、テープを留める時は、「逆ハの字」にしてくださいね。
足回りのギャザーが内側に折れ込んでいないか、
指をくるりと差し込んで確かめることも忘れずに!
立体的な身体の作図ができなかったので、申し訳ないんですが、
2番目の箱の図と、3枚目の上からの図を
頭の中でミックスしていただいて(笑)
- 沿わせる「向き」
- 沿わせる「位置」「ライン」
- 当てる、かぶせるではなく「包む」
この3つを意識してもらうと、うまくフィットさせられると思います。
スリングもそうなんですけど、
きっちり沿わせた上で引くと、「あっ、来た!!」って感覚があります。
ブカブカした状態から引っ張っても、なんか「来ない」んですよね。
順番ていうか、段階を踏むって、大事です。
文や図では、わかりにくいと思うので、
よかったら実際にあった時に聞いてください(^^)/
オムツ替えの時は、姿勢も大事!
こちらの本に、載っています。
書店にないときは、注文したら取り寄せてくれますよ!
オムツも、抱っこも、「包む」がポイントです。