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普段は、ホームヘルパー。
休みの日は抱っこの活動をしています。
5月は「まぁるい抱っこ」の辻直美先生 ↑ ↑ ↑ をお招きしてます♡
ホームヘルパーのお仕事をシリーズでご紹介します。
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調理は、2パターンあります。
身体介護としての調理と、
生活援助としての調理です。
身体介護としての調理というのは、
利用者さんご本人の自立支援として、
一緒に調理をすること。
あるいは、療養食や、刻み食などの、
介護的配慮の必要な調理のことです。
「一緒に調理をする」のはけっこう大変。
小さな子どもに、台所の手伝いをさせたことのある方は、お分かりでしょう!
正直、自分だけでパパッとやってしまった方が、早いのです。
一緒にやるとなると、
安全確認や、様々な配慮が必要になるので、
身体介護として区別され、介護報酬も違います。
生活援助としての調理は、ヘルパーだけで作ります。
その家に着いて、冷蔵庫を開けて、
「あっ、これがあるんだ、これを使ってしまわないと」
というところからのスタートです。
家庭での調理と同じです。
何軒も回っていると、
「あれがあると思ってたけど、それは別の家のことだった」
とか、記憶がごっちゃになり、
たまに、自分ちの冷蔵庫の記憶まで混ざってきます笑笑
調理のための買い物を、
ヘルパーがさせてもらってる場合は、
まだやりやすいのですが、
買い物が家族さんや、ご本人の対応だったりすると、
不足、あるいは買いすぎなど、
食材の管理が大変なこともあります。
冷蔵庫の中に、同じ食材が重複して大量に買ってある等で、
認知症の進行に気付くこともあります。
残っているおかずや、傷んだ食材の管理、処分などもします。
本当は本人の了解を得ないといけないですが、
聞くと「捨てるな」と言われるので、
あえて確認しないで、そっと処分することもあります。
(そのことは、事前に家族さんやケアマネには了解を得ておく)
複数のヘルパーが交代で入る時には、
ノートなどに作ったものを書き残し、
何日経過したかわかるようにして、管理したりします。
どれくらいの分量作るかは、
週何回入るか?にもよりますね。
一度の訪問で1週間分作り置きするお宅もあれば、
毎日訪問するようなお宅もありますので。
調理器具や鍋の数、種類も、
当然のことながら、家ごとに違います。
中には、1口のカセットコンロ(鍋物とかに使うやつ)1台のみ!
というお宅もあり、最初は「マジか…」と思いましたが、
1つの鍋にコンロを占領させずに、余熱調理を繰り返すと、
カセットコンロ1台だけでも、1時間で5品くらいできます。
出来上がった調理品を、
鍋のままにしておくのか、皿に移すのか、
一食分、数品を卓上にセットして
「さあ召し上がれ」状態にまでするのか・・・等は、
その家によって違いますので、
最初に確認しておく必要があります。
なお、介護保険による調理は
「利用者さん本人の分だけ」に限られており、
日中独居で夜は家族さんがいる家などで
「息子の分も作っておいてくれ」などの要望がありますが、
原則できないことになっています。
また、介護保険としての調理は、
日常的な食生活を支えるという範囲なので、
おせち料理などの特別なものは、作れないことになっています。
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普段は訪問介護のヘルパーさん。
休みの日を利用して、抱っこの活動をしています。
2019年5月は
一般社団法人育母塾・まぁるい抱っこ
辻直美先生をお招きしています。
申し込み受付中~!