「抱っこがつらい…」にサヨナラしよう!

出雲・松江「まぁるい抱っこ☆てごの会」

レポ・まぁるい抱っこ講座(前向き&よこ向き)

2019年5月26日

まぁるい抱っこ講座・前向き&よこ向き抱っこクラス

出雲市「平田文化館」和室

こんなふうにキレイに座っているのは、最初だけ。

参加者さんをペアにして、まずは普段の抱っこを写真で撮りあいます。

写真を見ながら

(案外、自分が抱っこしている姿を客観的に評価する機会ってないですよね?)

ここがこうなってるね・・・・など、参加者全員で、気付きを共有。

ここからは前向き抱っこの説明と練習です。

あまりなじみがない抱き方かもしれませんが、

後ろにカクッてなることがないし、首がすわらなくても無理なく負担なく抱っこできるので、おすすめなんですよ。

赤ちゃんがとてもリラックスして、脱力しているのがわかるでしょうか。

足も温かくなり、血色が良くなっています。

抱っこ、というと「立ち上がって、持ち上げて」と思うかもしれませんが、

これも抱っこです。

正座の上に座らせるより、あぐらの中に座らせてあげた方が安定しますよ。

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上手に抱っこをするには、

まずは自分の姿勢、しっかり立てていることが大切!

ほとんどの方がちゃんと立てていないので、さらしを使って骨盤の角度を整えていきます。

これは、さらしを巻いて矯正することが目的ではなくて、

正しく立てている状態を身体に教えるために行います。

いつも「あたりまえ」「こういうもの」と思っていて、「別につらいとか変だとか思っていなかった」自分の立ち方が、

「立つ」ってこういうことなんだ!!!!

これまでの自分の立ち方って・・・・・・。と実感します。

妊婦さんは、お腹の形や張り方も変化します。

他の参加者さんも、前後で触らせてもらっていました。

まさに手取り足取りの丁寧な実技指導です。

ひとりひとり、身体の使い方のクセもあるので、その人に合わせた指導をしてくださいます。

これこそが、実際に足を運んで講座に参加する意義ですよね。

 

お次は、よこ向きの抱っこです。

これが意外と難しいのですよね。

ポイントは、自分のひじが、自分の肩幅より外に出ることなく、

脇がしまっていること。

子どもの頭部は、よくある「ひじの上」ではなく

「二の腕」に預けます。

そして、ひじの角度ですね。ひじの内側がお子さんに当たるように包みます。

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床から抱き上げる所から、丁寧に教えていただきました。

このお子さんは大きかったので、たて抱きもしてみました。

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最後に、足を巻きつけ直しましたよね?

これがポイントなんです!

M字開脚のMは、3DのMなので、こういう格好になります。

パパママの背中側から見たとき、お子さんの足の裏が見えるようにします。

まだ、脚が短いし、筋力もないから、自分では巻きつけきれません。

そこをパパママがアシストします。

大きい子だとこうなりますね。

これは前回の時の写真です。

脚の形、こうなります。↑ ↑ ↑ これも前回の写真ですが参考に。

 

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抱っこされて、すやすや、寝てしまいました。

タテ揺れ、スクワットは、赤ちゃんにとってはすごく怖いし、

ゆさゆさ、トントンは、赤ちゃんにとっては不快なので、やめましょうね。

サイズ感が違うので、大人はほんの数cmの上下のつもりでも、

赤ちゃんにとっては1mくらいの感覚です。

目をつぶったのは、眠くなったのではなく、
タテ揺れのフリーフォール状態が怖くて耐えている状態、

泣きやんだのは、怖すぎて声も出ない状態。

だから、止まったら「やっと終わった~~~」と、目が開き、

ようやく文句が言えるようになるのですね。

だから止まったら泣く、止まったら起きるのです。

 

参加者さんの感想に続きます。