普段は、ホームヘルパー。
休みの日は抱っこの活動をしています。
ホームヘルパーのお仕事をシリーズでご紹介します。
買い物には、身体介護としての買い物同行と、
生活援助としてヘルパー単独での買い物 の2種類があります。
いずれにしても、ケアプランに明記されていなければ、
実施することはできませんので、
当面必要ないけど、もしかしたら頼むことがあるかも…
という可能性のある項目は、
ケアプランには、入れておいてもらうと良いと思います。
さて買い物ですが、
ここでは、生活援助としてヘルパーだけで行く方について書きます。
ヘルパーが調理に入っていて、ヘルパーが調理に使うものを買いに行く。
これは簡単なんです。
難しいのは、利用者さんが「買ってきてもらいたい物」がある、
いわゆる「おつかい」です。
これは、行く前に、内容をよくよく確認しないといけないです。
例えば紙に「豚肉、牛乳、卵、豆腐、しょうゆ、トイレットペーパー」
などと書いてあるメモを渡されたとします。
ここで「ハイハイ豚肉ね…」と出発してはいけないのです。
部位は？分量は？安いやつで良いのか、銘柄豚が良いのか。
卵のサイズ、個数、銘柄の希望があるのかないのか。
豆腐は木綿か絹か、サイズ、銘柄、
しょうゆも、銘柄やサイズ、たくさん種類があります。
さらに、希望するものが店頭になかった場合どうするのか？
ここが肝心です。
他の銘柄でもいいのか、
その場合は何にするのか？ 任せてもらえるのか？
それとも、希望のものがなければ、買うこと自体やめるのか？
最初にキッチリ確認してから行かないと、店頭で悩むことになります。
特に、普段じぶんが買わないものは注意。
「明太子ね…ハイハイ」と思って店に行ったら
ケゲッ！種類があるんだ！Σ（ﾟдﾟlll）どれがいいの？」
ってなります笑笑
先日も、洗剤を頼まれたヘルパーが
「粉じゃないアリエール」と言われ、
液体を買って帰ったら、
まさかのジェルボール希望だったことがありました。
香り付きの洗剤だと、香り違いで何種類かあることも。
基本的に、利用者さん宅に個人電話から電話することはしないので、出先から確認ができないんですよね。
（「この番号、このヘルパーさんの携帯だわ」と知られてしまうと、色々差し障りがあるので）
でも、キッチリ銘柄指定してもらった方が、買い物としては簡単。
「なんでもいい、任せます」となると、
自分のことではないので、「これでいいのかなぁ…」とすごく悩む。
私ならこれだけど、高いかなぁ…とか。
だんだん、回数を重ねると、
この人はこういうかんじね、とわかってくるのですが…。
ということで、「おつかい」というのは簡単と思いきや、
案外大変な、難しいお仕事なのでした。
なお、買い物は、利用者さん宅に一旦到着してから改めてお店へ向かう場合と、
電話や、前回訪問時に聞いておいて、買い物してから利用者さん宅へ向かう場合と、
両方あります。
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普段は訪問介護のヘルパーさん。
休みの日を利用して、抱っこの活動をしています。
6月は、まぁるい抱っこの交流会ですよ～☆
