股関節脱臼を予防するために大切なこと!
「M字開脚」
単に「足を開いてください」ではなく
わざわざ「M字開脚」と言うからには
M が、すごくポイントになるわけです。
M っていうのは、お尻が沈んでいて、
お尻よりも、上に、ひざがあって
ひざと、ひざの間は離れている。
(できれば、両ひざの高さは同じで。)
(すっごい適当な図で申し訳ないのだけど)これが、M ですよね。
・・・・という目で見ると・・・・・
これは、Mとは言えないんじゃないでしょうか。
よく見かけますけどね。
エルゴ等の抱っこひもで抱っこされてる子の脚は、だいたいコレ。
兵児帯を使った抱っこやおんぶも、けっこうコレですね。
さらに・・・・
これは、もう、全然、Mじゃないですよね。
でも、たて抱きで抱っこされてる子の脚の形って、
だいたい、こうなっていませんか?
「股関節脱臼を防ぐために、どのように気を付けたらいいと思う?」
と聞くと、よく
「"気を付け”の姿勢にしない」とか
「足を引っ張ったらいけない」
と言われることが多いのですが・・・・・
自分の脚の重みで、下に引っ張られているのと同じ状態になっていますから、
とても危険です。
時には、こんな格好で抱っこされている子もいます。
ひざの位置が、左右で違うということは、
骨盤の高さも、左右で違っているので
上体も傾き、背骨もゆがむ。
姿勢、全体が、おかしなクセがついていきますので
気を付けてあげてほしいです。
赤ちゃんや、子どもが、自分でひざを持ち上げて
M字に直す、なんてハードなことは、できませんよね。
抱っこをしているパパやママが、意識して
直してあげましょうね(^_-)-☆
一般社団育母塾
「まぁるい抱っこ®」辻直美先生の
「まぁるい抱っこセミナー」「まぁるい抱っこ講座」
原則・第3日曜日に行っています。(月により変動あり)
日時・内容は、決まり次第ブログにアップします。
11月は、11/28(日)「たて抱き講座」です。